愛用者も多い、焚き火台の名器!ユニフレームの薪グリル。
20年近く、スノーピークの焚き火台Lを愛用してきたのですが、その一軍の座を見事に奪ったのが、この「ユニフレーム・薪グリルラージ」です。
なにせ、自在に薪や炭を追加しながらも、上のゴトク(?)で調理ができる。ヘビー級のスキレットやダッチオーブンも載せられ、更にゴトクの高さ調整も可能。
背中側のパネルの反射熱で、ほかの焚き火台とは比べ物にならないぐらい暖かいのです。
燃焼効率もずば抜けていて、言うことないです。
薪グリルの最大の欠点・・あちちち・・
そんな、完璧とも思える薪グリルだけれど、ひとつだけ、かなり重大な欠点があります。
使用されているかたは、お気づきだと思いますが、その唯一の欠点とは、薪・炭を載せる「灰受け」が横に細長く、バックパネルとの間に隙間があり、そこから火のついた炭や薪の破片が地面にポロポロと落ちてしまうこと。
どうしても、薪をくべたり薪の位置を変えたりする、「火いじりするタイミング」で後ろ側にポロポロ落ちる。
手前は見えてるから、落とさないのだけれど、薪で山盛りになっている向こう側は、陰になっているので、炭や薪がこぼれそうになっているのが、こぼれるまで見えないんです。
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薪をいじるたびに、ポロポロ炭落ちする。
そのたびに、慌ててしゃがみこんで、薪グリルの下に落ちた炭や薪を火ばさみで拾う・・というストレスフルな作業が発生するんです。
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ハヤクシナイト、シバフガコゲルヨ!!
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のんびり焚き火しているのに、落ちた炭のおかげで、なんだか慌ただしく炭拾いを余儀なくさせられる。
これはハッキリ言って、ユニフレ・ファンとして「ダメでしょう!」な部分。(本当は「こいつ、完璧だぜ!」って言いたいのに。笑)
なんで、こんなところに隙間、空けてるわけ?!
もちろん、防炎シートを敷けばよいのだけれど、この防炎シートもガラス繊維でチクチクして、マジで触るのがストレス!
おい!このストレスなんとかならないか?!
だったわけです。
正直、スノピの焚き火台には、無かったストレスなので、一度手放したスノピをもう一度買い直そうか?とさえ、考えていました。
で、です。
それなら、バックパネルと灰受けの隙間を、なにかステンレスの板で塞いであげれば、解決だよな?
と思い、ダイソーの超大判サイズのステンレストレーとか、はめてみたけど、全然サイズが合わず、動いてしまいダメでした。
YouTubeやWeb検索してみると、いろんな方が自作・工夫されているのを発見。
「そうか・・これは、自分で作るしかないのか!?」に一度は至ったのですが、、、
分厚いステンレス(鉄)の板を薪グリルの隙間に合わせて、カットする?
これ、専門の工具が必要?
そもそも、薪グリルラージの幅を網羅できる、ステンレスの70センチ程度の都合の良い板がなかなか見つからないぞ・・。
しかも、奥行きは、一番深い部分でも、20センチ弱。
ステンレス板で70センチ幅は、そこそこイイお値段。これを20cmだけください・・は流石にないだろう。
素材は手に入っても、加工に必要な道具を揃えるとなると、トータル、かなり高額になる。
かといって、ホームセンターに持ち込んで加工となると、ちゃんと図面を作れ・・とか、うちで買ってない素材は扱えないとか、、露骨に嫌な顔で面倒がられる・・笑
あれこれ考えているうちに、だんだん面倒になってきた。(←DIYマンだったのに、還暦超えたら、急に「面倒」に負けるようになった自分ww)
誰か・・作ってくれないかな~~?
と思っていたら、見つけたのだよ!!
なんと、メルカリで!
それが、こちら
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EARTH ROCK ユニフレ薪グリル用ロストルベット
※メルカリ、EARTH ROCK様のページより画像をお借りしました。m(_ _)m
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これ!これでしょう!!
見つけた瞬間に、思わず、ガッツポーズしましたわ。
早速、購入手続きを済ませ、発送して頂き、届いたので速攻フィールドにて試運転。
丁度クリスマスだしね。笑
EARTH ROCK 薪グリル用ロストルベット レビュー
これっすよ!これ!!
もう、ドンピシャ!(サイズ合わせて作ってくださってるので、当たり前だけど・・)このシンデレラフィットぶりは感動♪
いいでしょ?いいんですよ。
めちゃ分厚くて、しっかりしてます。
灰受けとのかみ合わせ部分のガイドも、しっかり溶接してあって、全くぐらつき無し。両サイドの穴に指を入れれば、すっと持ち上がって取り外しもラクラクOK。
本当に「欲しい」と思っていたパーツを、こんなに完璧に作っている人がいたなんて!!大袈裟でもなんでもなく、まさに、神!
出会いに感謝です。
ということで、ガンガン焚き火まくりました。
後ろに炭落ちする心配がないので、遠慮なく薪でも、炭でもブチ込めますw
7~8時間、焚きまくりましたが、炭こぼれ一つも無しです。
これは、マジですごい!!
この、ロストルベットがあるおかげで、今まで横向きにしか、くべられなかった薪が、奥(ロストルベット)に立てかけるように、縦向きに(薪を立てた感じで)くべることができるようになり、薪グリルの使い勝手をさらにアップしてくれました。
これで、「薪グリル」とずっと一緒にキャンプしていく決意が固まりましたよ。
もし、同じ悩みでお困りの方、おられたら一度EARTH ROCKさんのページ、覗いてみてください。発送・対応共に、とても丁寧で信頼できる出品者さまでした。
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ロゴの入った、穴あきバージョンもありますのでお好みで。穴あきタイプも、炭こぼれは殆ど無いそうです。
※私が購入した穴無しタイプでも、燃焼効率が落ちる感じはなかったです。
他にも、バックパネルに取り付けられるリフレクターも制作されてます。(めちゃかっこいいし、風の強いときには、かなり良さそう!)いずれ揃えようと思います。
以上、
ユニフレーム「薪グリルラージ」炭落ちの悩みを100%解消~EARTH ROCK ロストルベットが”神”過ぎる件でした。
ちなみに、薪グリル本体は、こちらです。